<   2005年 11月 ( 53 )   > この月の画像一覧

風俗という仕事

「どうしてこの仕事やってるの?」

というのはお客さんによく訊かれます。訊かれることはあたしは嫌じゃありませんが、冷静に考えれば、たとえばレストランのウエイトレスや居酒屋の店員に「なんでこの仕事してんの?」とは皆さん質問したりしないと思いますから、風俗嬢ばかりがこの質問を投げかけられるのはおかしいんだけど。(まぁ私見で言えば、人口比率の低い職業なら訊くかな。何か顕著に特徴のある仕事とか。…あ、皆そういう興味本位で訊いてるのか…???)
あたしは仕事に貴賎は無いと思ってるし、どんな仕事にも意義があると思います。
風俗嬢であることを恥かしいとは思ってないし、楽しく仕事をしてる自分を誇らしくも思います。ただ、数多ある職業と風俗産業との違いははっきりあると思うんだよね。それは、スティグマに関して。スティグマ、簡単に言ってしまえば烙印ってとこでしょうか。社会から眼差される視線が違うのだと思います。刷り込まれたイメージ。手垢の付いたイメージ。事実を覆い隠すイメージ。風俗嬢であるということは、それだけで一段低く見積もられる(可能性を他の職業に比べておおいに孕んでいる)。仲の良い人なら平気かもしれないけど、洋服屋さんや美容室で「お仕事何されてるんですか?」と訊かれた時、あたしは正直に話す気にはなれません。恥かしくないなら言ってもいいじゃんって思われるかもしれないけど、たとえ見ず知らずの相手であっても「風俗嬢」としての青猫しかインプットされないのは非常に不愉快だからです。
確かにあたしは今風俗嬢だけど、風俗嬢であることがあたしの全てではありません。仕事の時の顔、家族と過ごす時の顔、一人の時間を楽しむ顔…そんな当たり前の日常が、「風俗」という単語のせいで吹っ飛んでしまうのです。風俗で働いているという情報は、それだけ強烈なインパクトに成り得る。だから良く知らない相手には知られたくないと思うのです。
考えすぎかなぁ、あたし…。
でも、家族には絶対言えません。弟妹には言ってもいいかなって思うけど、両親とばあちゃんには言えない…。それはスティグマの貼られた仕事ゆえに、事実を知った時彼らは深い哀しみに沈むと思うから。まぁ、大抵の親は娘が風俗で働くことを想像も出来ないだろうし、認めることも出来ないでしょう。それは彼らの心の狭さではありません。風俗産業を根拠を持って肯定出来る人はそんなにいないだろうし。だからこそ、そういう現実をつきつけるという酷なマネは出来ない。それにあたし自身否定されかねないので、それは怖い。それも避けたいので言えない。
そんなこんなで、正月おうちに帰るのドキドキするなー。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-29 20:19

尾崎放哉

尾崎放哉(おざきほうさい)という俳人の句を紹介したいと思います。
結構前に文庫本で買って、暇な時にパラパラとめくって見ています。
あたしは詩とか俳句が大好きなのですが、読むときはなんとなく開いたページを読むので、1冊きちんと読んでる詩集はほとんど無いという体たらくぶりです。

下記に紹介するのもパラパラめくって「あ、いいな」と今の気分で感じたものです。

ちなみにあたしが放哉の句集を買った理由は、帯に
「東大卒のエリートサラリーマンから転落、家族を捨て、流浪の果てに孤独死した男の生きざまに何を見るか?…俳句という形でしぼりだした放哉の叫び!」と書いてあるのに惹かれたからです。
東大卒のエリートから転落って…あたしと一緒だがん!!



はい、嘘です。すいません。ちょっと欲張ってみたかったの。ごめん、くだらなくて。(でも東大卒だったらあたしにもちょっとはハクが付いたのになー。)
あたしゃ生れ落ちたその日から底辺だけんね。だみだ、こりゃ。
るんぺんした挙げ句孤独死なんて、なんてロックなんだ!!と、そこに惹かれましたの。

では句集から6編。






一本のからかさを  貸してしまつた



淋しいからだから爪がのび出す



咳をしても一人



にくい顔思ひ出し石ころをける



何か求むる心  海へ放つ



鞠がはずんで見えなくなつて暮れてしまつた






詩や俳句が好きな理由は、著者の意思とは関係無く読み手の感情や感覚をそこに見ることが出来るからです。作家の想いなんて、浅はかな青猫には知る由もありませんから。だけん、いつも手前勝手に読んでます。
バカボンのパパは言います。
これでいいのだ、と。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-29 02:19 |

馬鹿でも風邪ひく。

どうやら風邪をひいたらしい…。

やだなー。生理の時も仕事出来んけんそれ以外で休みたくないのに。
かと言って無理して出勤しても仕事柄ますます体調悪くなるだろうし(素っ裸、シャワー出たり入ったり。)、お客さんにうつしたら大変だし。充分なサービスも出来そうに無いし。

と言うわけで明日仕事だったけどお休みにしてもらった。
ちなみに今日もお休みだったんだけど、今日はラフォーレ原宿でお買物してきました。
せっかく久々の休みだったので(生理で働けない日を鑑みて週6で働いております。場合によっちゃ1週間出ずっぱりとか。)、出かけなくちゃ損!と思って。…朝から風邪っ気はあったが。アホですね。でも、予定を崩すのは見えない力に負ける気がして悔しいので、「明日は出かけるんだ!」と決めたからには、雨が降ろうと槍が降ろうと嵐がデビュー曲を歌いながら迫ってこようと遂行するんです。
「どうだ!!見たか!あたしの勇姿を!」って感じだね。自分との戦い。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-28 18:40

やっと

発売日にちゃんと買ってたのに、今やっとこさ『NIKKI』聴いてます!!!

いいんじゃないっすかー???!!!

正直、わたくしくるりはあんまし聴いておりませんでした。CDは買ってたんだけどね(シングルは別ですが)、なんかピンと来なかったのかなぁ。ピンと来ない現象は『THE WORLD IS MINE』以降ありまして。『アンテナ』もちょっと馴染めなくて。でも、時間が経ってから「そういや聴いてないよな…」とゆるりとCDボックスから取り出して聴いてみると、はまるの。「凄いよ!くるり!」って。気づくのいつも遅いんです。ここ最近のくるりとあたしの距離はそんな感じだったから、『NIKKI』は、一発目からどーん!ってキたけん、珍しいことだ。
音が難解じゃないけんかも。非常に解りやすいっす。キャッチー。え?くるりがキャッチー??…変な感じだね。でも、シングル曲はいづれもわかりやすいよねぇ。
「Baby I Love You」は、「ばらの花」を超える傑作みたいに言われておりましたが…、私的に「ばらの花」以上の曲は無いと思うなぁ。あれ超えるなんて無理だよ。凄すぎるもん、あやつは。

うーん、それにしてもキャッチーだ。どれも素敵です。
今夜はよく眠れそうです。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-27 21:52 | 音楽

ラブラブラブ

a0050186_18324121.jpg

言ってよ。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-27 18:32 | なんとなく写真

勘違い

さっき行ったお客さんが、なんか、ヘタで。…ぅわ、こんな人おるん?!ぐらいヘタで。
…………ヘタヘタ申し訳ないけど。

執拗にキスしてきて独り頑張って腰振ってんの。う、うーん…責めるの苦手なのかなぁと思い交代してみたらイマイチ反応無いし、どうしたらいいんだろうって思って、「こうして欲しいとかある?」って訊いてみたら、責めるのが好きだって言われ。「責めてるとすぐイッちゃうから」って。




あんなんで責め好きですかっ?!キスして独り腰振ってるだけじゃん!
意味わかんねーよ。

終わった後、「オレSだからさぁ責めるの好きなんだよねー」だってさ。
普段の生活もSだとかよくわかんないこと言い出して。




キミさぁ、それ、独りよがりって言うんだよ?知らなかったかな?
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-27 00:16 | 仕事

セブンスター

あたしのお友達は知ってると思いますが、なんだかどうしてもこの歌詞を載せたい気分になったので。
中村一義(今は100sですね)の「セブンスター」という曲の歌詞です。(シングルもあるけど、『100s』というアルバムにも収録されています)
何も言うことは無い。中村くんの全てがグレイト。
神様有難う。中村くんをこの世に誕生させてくれて。中村くんと同じ時代を過ごさせてくれて。








セブンスター



クソにクソを塗るような、
笑い飛ばせないことばっかな。
それが人の姿とはいえ、
夢を見て、叶えたって、いい。

見たい、見たい、見たい、見たい。
無茶な言い分だって? もう、いい。
本当の冒険を、見たい、見たい、見たい。
いたい、いたい、いたい、いたい?
そりゃ、そうだよ、当然、痛い。
心に本当でいたい・・・、約束だもんな。

この車道の両端の、
無数に咲く灯りのように、
闇ん中の光は、ホラ、強い。
また朝に散らばっていくように・・・。

見たい、見たい、見たい、見たい。
とりあえずは泣いたって、いい。
本当の自由を見たい、見たい、見たい。
いたい、いたい、いたい、いたい。
忘れてるフリはしない。
心は本当でいたい・・・、約束だもんな。

見たい、見たい、見たい、見たい。
綺麗じゃなくたって、いい。
ちゃんと目、開いて、見たい、見たい、見たい。
未来、君と出会える時も、
心は本当でいたい。
心は本当でいて。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-26 06:45 |

故障

お仕事も終わりドライバーさんに駅まで送ってもらう途中、車が動かなくなりました。
なんか調子おかしいなぁって言ってたんだけど、赤信号で止まった時エンジン一旦切って再度かけようとしたらもうかかりませんでした。
ヴィンヴィンヴィンヴィンヴィンヴィン・・・と、延々うなって。
他のドライバーさんを呼んで牽引してもらいわき道に入りました。
っつーか、牽引用のロープ積んであるんだもん!!すごいっす。昔車の販売してたらしく、そこら辺の準備は周到にしてるらしい。素晴らしい心がけだ。

JAF呼んで直してもらったのかな・・・。にしても車の故障に出くわしたの初めてだったけんびっくりしたよ。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-26 06:03 | 仕事

空耳~ア~ワ~♪

電車でうとうとしてたら、車両の軋む音が女の喘ぎ声に聞こえました……。





大丈夫だよね、あたし。
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-25 20:44

春日狂想

中原中也の「春日狂想」という詩の1章だけ紹介。
ちょっと長いので、気になる方は書店で、或いは図書館で立ち読みでもして下さい・・・。
それにしてもあたしは夭折した作家が好きみたいだな・・・。中原中也、萩原朔太郎、梶井基次郎、ランボー。しかも似てるよね、雰囲気っていうか。退廃的で刹那的で。
もうちょっと年取ったら長生きしたくなるかな(笑)。





春日狂想




愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。

愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。

けれどもそれでも、業(?)が深くて、
なほもながらふことともなつたら、

奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。

愛するものは、死んだのですから、
たしかにそれは、死んだのですから、

もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、

奉仕の気持に、ならなけあならない。
奉仕の気持に、ならなけあならない。



(このあと2章、3章があります。)
[PR]
by coffee-cigarette | 2005-11-25 02:21 |