「障害」について

11月29日の話に結構コメント寄せていただいて、いちごちゃんもブログ内で話を広げてくれたので、あたしもそれを受けて思うところをつれづれなるままに・・・。

「障害」を抜きにして「その人」を見るというのは意外と難しいということをいちごちゃんが書いてたんだが、ホントその通りで。
特にビジュアル的に訴えてくるもんがでかいと、障壁は高くなるような気がします。それの顕著な例のひとつとして「障害者」があげられると思います。でも、そうじゃなくても、たとえば「美人⇔ブス」とか「スタイル抜群⇔デブ」みたいな文化的価値観に基づく「障害」もあるよね。これに泣かされてる人は青猫だけじゃないはず。
いちごちゃんがお仕事柄障害者と接する事が多いということで具体例として障害者との関係を書いていましたが、あたしも経験上若干書けることがあるのでちょっと書いてみたいと思います。

正直ビジュアル的に障害者って衝撃がありますよね。あんま偽善的にもの言っても意味が無いので言っちゃいますが。絶対数として車椅子使ってるとか、五体不満足な人は少ないため、結果として目立つのは当然なわけで。つい目が行く。慣れちゃえば別になんとも思わないんだけどね…。(それでも個々の症状によって違うからやっぱ内心びっくりすることはある。)
でもあたしは考えるんです。たとえば街ですれ違うスゲー美人のオネエサンや好みの顔の男性をつい目で追ってしまうコトと障害者に目が行くのとどれだけ差があるのだろうかと。アホな事言ってたらごめんなさい。あくまでも主観的な発想でしかないんだけど、あたしにとっては突き詰めればどちらも「希少性」でしかないような気がして。
まぁ、確かに障害者に対しては「好奇の視線」をいたずらに向ける輩もいるんでしょう。そこが問題なんだがね…。でもそしたら、「ブスは失せろ」みたいな視線を感じる青猫はどうしたらよい…?意外と共通する気がするんだよね。(それってつまり「強く生きろ」ってことなのかな。)

それから、障害者であることを妙に意識して、やたら気を遣っちゃうって話もありましたが、あたくし先日これやっちゃいまして。未だに後悔の嵐です。(…ほら、嵐とか言うからまた嵐があたしの頭の中で歌い出しましたよ…)
えと、青猫は障害者専門のデリヘルもやってまして、このお店は予約が入った時点で仕事の依頼が経営者から来るので月に2人程度なんですが、こないだ脳性麻痺(ってお店の人からは説明受けました)のお客さんにつきまして。身体も全然動かないし(手くらいは動いたかな)、話も口が上手く動かないのであんま喋れなくて、とにかくコミュニケーション取るのが大変で。で、あたしはお部屋に入った時点でもうビビってたわけです。情けない。彼の部屋には彼の趣味を物語る様々なものが置いてあって、綺麗に整頓され、居心地よくしつらえてあったのに、テンパッてたあたしは一切の情報が入ってこなかった。部屋の様子に気がついたのはプレイが終わった後でした。これはホントに悔しかった。何やってんだ、あたし。しっかりしろよ。服脱いだら皆一緒だろ。そんなこんなで重度の障害ってことに気を取られ大事なもんを見落としたと、その時痛感したわけです。
学生の時分、車椅子の先生がいたり筋ジスの人のボランティアやってたことで身近に障害者がいた分、経験値として多少培うことが出来たのか、街なかで障害者を見かけても何も思いません。っつーか、あたし基本的に街を歩く時は非情なまでに冷たいので(チンタラ歩いてる人を見ると怒鳴りたくなったり。さっさと歩かんかい、このクソが、とか喉まで出かかってるんで)、歩行中は誰であろうと敵なんで、障害があろうと無かろうと知ったこっちゃない。で、やっぱりコミュニケーションがとれる人なら障害者であろうと特に何も思わないんだよね。特に何もしないし。そういえば、筋ジスの人のボランティアやってた時、「ここに来てテレビの主導権握るボランティアさんあんただけだよ」と、笑われたことがあります。正直その台詞にびっくりしたあたし。「みんな観たいテレビないのかなぁ…」だってあたしの中では気心のしれた人に会いに行ってる程度の感覚しかなかったから。(そんなんでボランティアとか言うなよって感じですが。)

障害者になる可能性はあたしにもあるんだけど、リアリティもてないのが現状。つーか、考えたくないんだね、きっと。自分が障害者になるってことを。…今、あたしすごいこと書いてるってわかってる。今、全速力で障害者を否定してるんだよ。なんて酷い人間なんでしょう。正直、仮に何か障害を負ったとき、あたしは生きていく自信が持てないもん。でも、これが今のあたしの限界だ。
って、なんかまたまとまらない感じになってしもうた…。あれ?あたしゃ何を言おうとしてたんだっけ…?(すみません)
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by coffee-cigarette | 2005-12-02 05:56
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