人気ブログランキング | 話題のタグを見る

オパールの淡い光と乾いた大地に寄り添う愛

『ボビーとディンガン』という映画を観ました。

ボビーとディンガンというのは女の子の空想のお友達。
彼女の空想癖に家族はとりあえず合わせていたんだけど、いい加減にさせないとマズイよなと思ってる。
ある日お父さんは自分の働くオパールの採掘場にボビーとディンガンを連れて行くと言い、女の子から引き離します。ところが夜採掘場から帰ってきた父親と二人が一緒にいなかった。女の子は半狂乱でボビーとディンガンがいないことを訴え、その日を境に心理的ショックから体調を崩してしまう。彼女のお兄ちゃんは妹の空想癖にほとほと嫌気がさしていたんだけど、病気で臥せってしまうまで彼女にとって空想の友達(勿論女の子にとっては実在する)が大切な存在だったのだと気づき、2人を探そうとする…

もう、はなから泣くつもりでしたが、ホント泣かされた。最後涙止まんないんだもん。
出だしは正直「この女の子痛いよな…」って若干冷めた目で見てたんだけど、そんな風に彼女のことを見てたお兄ちゃんが彼女のことを想ってボビーとディンガンを探そうとするように、いつのまにかあたしもお兄ちゃんと同じ視点に立ってた。

愛とは信じることです。

いい映画を観ました。
by coffee-cigarette | 2005-12-09 02:22
<< 垢抜けないあたし チェンジ >>