ライブに行くため実家に戻ったときの話です。
夜行バスに乗り朝家に着きました。 ただいま。 化粧中の母と声を交わし、しばし雑談。 しばらくすると父親が起きてきました。 お、おかえり。 ただいまー。 その時母が突然父親を引っ張り、「ちょ、ちょ、青猫ちゃんこれ見て!」とあたしに父の何かを見るように促すのです。 なんだ? 「見て!円形脱毛症!」 母がえらく楽しそうに見えて仕方ありません。 うちのオヤジはてっぺんハゲで、随分前からハゲならいっそ坊主にしてやれと、坊主頭なんですが、先日は結構髪が伸びてて、結果側頭部に出来た円形脱毛症がすんげー浮いて見えるんです。 あんまりおかしくてあたしはバカ笑い。 母はそんなあたしに「笑ったらいけん」とか言いながら、信じられない行動に出ました。 その行動とは、 メジャーで円形脱毛症の大きさを測る。 お、お母さんっ?! 青猫は本当にあなたの子供でしょうか?! いやーキツい笑いかましてくるな、この女、と思ってたのに、母は至極真面目に 「だってね、発見してからなんかおっきくなっとー気がしとって、でも‘気がする’じゃ実際はどうか解らんがん。だけん確証を得るために測っただがん。あたしはお父さんのことを心配してやっとーだよ?あんたはお父さんのこと笑い者にして…」 と、のたまってきました。 何をか言わんや… 怖いよ、お母さん、シラフでその感覚、怖いよ。 その後は、あたしが「ジョークでやるなら理解できるが心配してるとか本気で考えてるならそれは理解出来ん」と言い、母は「あんたの方がよっぽど酷い」とオヤジの円形脱毛症でしばし討論となったのでした。 当人を置いてな。 しかし、オヤジの円形脱毛症姿は笑えた… 人並みにストレスが身体にあらわれるんかとびっくりしたけど、笑いが勝ったな。 にしても、お母さんすげぇ…
by coffee-cigarette
| 2006-05-20 20:44
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プロフィール
名前:青猫 性別:女子
血液型:B 趣味:音楽鑑賞、妄想 好きな男性:木下理樹、ルパン3世 東京にて宅配ヘルスを生業とする2○歳。 最近映画の話が多いです。 嫌いな季節になってきましたが、フェスが待ってるので仕方ありません。 カテゴリ
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