正統派青春映画

サムサッカー』を観ました。
THUMB SUCKER、親指 吸う人、おしゃぶりのクセが止められない17歳の男の子のお話。

マイクミルズが初監督というので、まぁ音楽とか映像はお洒落なんだろうな、ぐらいにしか考えてなくて、前評判で面白いというのは聞いてたけど、

あんなに面白いとは想像していなかった、ってくらい、素敵な映画でした。

アメリカの田舎の中流家庭で育つジャスティンは、親指を吸うクセが治らない。家庭不和があるわけでもないし(むしろ健やかな家族)、恋人もいるのに、親指を吸うクセのことで悩んで自分に自信が持てずにいる。
セラピストから注意欠陥多動性障害ADHDと診断され、服薬するようになって以来見違えるほど変身したジャスティンだったが・・・

と、あらずじとしてはそんな感じ。
他人との違いに悩んで自分に自信が持てない、本当の自分って何?といった普遍的なテーマの本作。「ありがち」なんて思ってたけど、本筋以外にもちょこちょこした伏線が張ってあって観てて飽きないし、俳優の演技がまたいい!!

今年に入ってけっこう映画館には足げく通ってるけど、これは今年2番目に面白かった。(1番は『トランスアメリカ』だけん、これ抜かす映画は出ないと思う。)手元にDVDもっときたいって思ったもん。そんな風に思ったのは久々だったなー。

これはかなりお勧め映画です。映像、音楽共にめちゃくちゃいいのは言うまでもないです。ストーリーも見せ方も素晴らしかった。観終わったあと微笑が浮かぶような、優しくなれる映画です。
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by coffee-cigarette | 2006-10-11 16:46
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